2023/09/04 08:12

ダイヤモンドアート用のビーズには大きく分けて2種類あります。


ダイヤモンドアートには色々なビーズがあります。立体的で変わった形のビーズ。キラキラ感を強調させたビーズ。透き通った透明感の強いビーズ。どれも素敵な作品が作れます。中でもアートを作り上げるビーズの中で代表的なものが2つあります。それはラウンドビーズ(丸型)とスクエアビーズ(角型)です。

代表的なビーズの1つ目は、ラウンドビーズ(丸型)


まず1つ目に紹介します代表的なビーズは、ラウンドビーズになります。ドーム型をしたビーズの表面は約20セクションのカット加工がされています。直径はφ2.8mmあります。このビーズで作られたダイヤモンドアートは曲線が表現しやすく、全体的に柔らかい印象に仕上がります。カット数が多いので表面のキラキラも強く表現されます。ビーズの隙間に粘着面が残ってしまうのでゴミが付着してしまうことがありますが、光沢材などの仕上げ材を使うことでゴミの付着を防ぎ、美しいアートを維持し続けることができますのでお勧めです。ラウンドビーズは成型の反りが多少出てもキャンバスに付きやすい形状なので、キャンバスは粘着力が控えめでビーズのズレ修正がしやすい接着剤塗布タイプが相性が良いです。海外ではこちらが人気のようです。

代表的なビーズの2つ目は、スクエアビーズ(角型)


次に紹介します代表的なビーズは、スクエアビーズになります。約2.5mmの正方形をしていて、表面のカットは、9セクションと13セクションの2通りが混在しています。このビーズで作られたダイヤモンドアートは用紙サイズが小さいとドット感が強く出てしまいますが、全体的にしっかりした印象に仕上がります。カット数が少ないのでキラキラは控えめになっています。近年では表面にキラキラ光る拍が貼られているスクエアビーズなども人気です。スクエアビーズが好まれている理由の一つが、キャンバスに隙間なく配置できるミチミチ感が癖になることです。ピッタリにハマったダイヤモンドアートは達成感を得られます。ビーズのズレを直しながら進めていかないと最後に一列ずれてしまうといった失敗が起きることもありますので微調整が必要です。スクエアビーズは成型の反りでキャンバスにつきにくい形状になることがあります。キャンバスは両面テープのタイプの方が粘着力が高いのでオススメです。日本ではこちらが人気のようです。

たまには不良なビーズも出てきます。それもまた楽しい。



ダイヤモンドアートのビーズは、たまに不良なビーズが混入しており使い物にならないことがあります。しかし、沢山の予備のビーズが入っていますのでご安心ください。不細工な不良ビーズを空き瓶などに貯めていくと、それはそれでインテリアとしてかわいいアイテムになります。レジンなどを使えばオリジナルのアクセサリー作りなどにも使えるかもしれませんね。ダイヤモンドアートのビーズには形だけではなく色もいろいろあります。DMCカラーという代表的なカラーバリエーションのほかにも、表面にキラキラの拍が貼ってあるABビーズという種類もあります。ぜひ色々なビーズをお試しください。